設置者の声

ブルーベリーファーム

ソーラーシェアリングブルーベリーファームが遂に完成!

先頃、岐阜県美濃加茂市山之上町地内にソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)によるブルーベリーファームが完成しました。農地主の松田 徳(イサム)様によれば何箇所か所有している水田の中で、この水田(第一種農地)が他の水田と離れたところにあり、毎年の水稲作業では農機具の運搬や刈り取り作業などに手間が掛りご苦労されていました。水稲ではなく何とか別の活用方法がないか思案されていたところ、ソーラーシェアリングに目が止まり当社にご相談を頂きました。

美濃加茂市山之上町は梨・ぶどうなどの栽培が盛んで、フルーツ農園が沢山あります。近隣との競合をできるだけ避け農作業時間も比較的短時間でかつ収益性の高い、ブルーベリー栽培に注目しました。
ポット式養液栽培方法に定評のある㈱アンマズハウスを知り、早速安馬幸夫社長様に相談した結果、ブルーベリーはソーラーシェアリングでも十分生育するし相性もいいとの回答を頂き、具体的に検討を進め一時転用申請(3年更新)許可を得て完成しました。
現在12品種(エリザベスやレガシーなど)のブルーベリーが120株養生されています。早ければ来夏には50円玉ほどの大きさのブルーベリーが出荷できそうです。

ブルーベリーの天敵である鳥避け用防鳥ネットを全面に張りましたが、岐阜県ブルーベリー協会が推奨するネットはほとんど太陽光を遮ることなく張ってあることを感じさせません。遮光率にはほとんど影響ありません(さすが)!

太陽光パネルのおかげで適度な影ができ、晴天でも意外と涼しさを感じます。農作業の疲労も少し緩和できそうかな?
また、防草シートが敷き詰められているから除草作業も楽かも?

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