営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちは!
本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
今回は営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングに適したある「樹木系」の作物についてお話ししたいと思います。
樹木系の作物はある程度の影があっても育ちやすい為、営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングに向いている作物として多く育てられています。
しかし、このような樹木系の作物はさし木から育てた場合、ある程度成長し、
収穫できるようになるまで一般的に約7年前後の歳月を要します。
生長期間がゆっくりな為、毎年2月に報告しなければならない「一時転用申請時の収穫量」を
確保する規定には約7年の間該当しないというメリットもあります。
今回は私たちが実際に取組んだ事例についてお話ししたいと思います。
私たちが担当させて頂いたお客様の中で、この樹木系作物の栽培で営農型太陽光発電/シェアリングに取組まれている方がおられました。
冒頭にもお話しした通り、樹木は成長するまでに時間を要する為、一時転用申請時の収穫量を報告する代わりに
その成長過程を農業委員会へ報告するという形をとっておられましたが、
ある日「農業委員会」から収穫できる年数をもっと早めることはできないのかと、打診を受けることとなりました。
この解決策として私たちが取った方法は、苗木の状態でゼロから育てるのではなく、
最初から60~80㎝程度育った状態の苗を植えるといったものでした。
これにより、収穫できるまでの年数を2~3年程度は短縮させることが可能となります。
農業委員会は基本的に営農型太陽光発電/シェアリングに対して否定的な中で、このように前向きな解決策を提示できたことで好印象を与えることができ、一時転用の申請を通しやすくする事例を新たに作ることができました。
営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングではこのように農業委員会からの要望を尊重し、それを解決していくという作業が必要になってきます。
このような事例は今後もこちらのブログで随時取り上げていきたいと思います!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次週もお楽しみに!