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農業の高齢化と営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングの普及について

皆様こんにちは!

本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

今週は日本農業の高齢化と営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングの普及についてお話ししたいと思います。

この50年間に農家の戸数は550万戸から250万戸へと大幅に減少してきています。

1960年ごろには60歳以上の高齢農業者数は17%であったのが、1975年で32%、2010年で74%に上昇している。

年齢別就業人口の構成では、50~59歳が13.7%、60~64歳が12.2%、65~69歳が13.8%、70歳以上が47.8%と

なっており、高齢化が著しくなっています。

日本農業者の2人に1人は70歳以上の高齢農業者ということになります。

しかし、農業戸数が少なくなることは全農地面積が同じであれば一農家あたりの経営規模は

拡大するということであり、歓迎すべきことであるという声も中にはあります、

農業の高齢化に関しては楽観視できない部分は多く、現在農業に新規参入するものの多くは

会社勤務などを定年値職して実家の農業を継ぐ人達となっています。

80歳の農業者がリタイアして60歳の農業者が参入するという高齢専業農家が再生産されているという現状となっています。

そこで若い層を農業に取り込む為の策の一つがやはり営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングとなります。

営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングは近年爆発的にその設置数を増やしています。

2013年度は累計の許可件数が100件も有りませんでしたが、2014年度は304件、2015年度は374件と徐々に

増加しています。

全国営農型発電協会の最新の調べによると、2016年7月1日時点の営農型太陽光発電/ソーラーシェアリング設置件数は668件

(不明箇所除く)であったのに対し、2017年5月時点の設置件数は1054件(不明箇所除く)と

昨年対比で約158%も伸びているというデータが公表されています。

この理由としては設置事例も増えてきたことから、農業委員会の申請が昔に比べると通りやすくなってきたことや、

営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングの課題の一つである農業までをトータルでサポートするような企業が

増えてきたことが挙げらるのではないかと私たちは考えます。

以前もお話ししましたが、営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングで副収入を得られる新たな農業の形を作り上げることは、

日本農業の高齢化をくい止める有効な手段になりうると考えます。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

次週もお楽しみに!

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