営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちは!
本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
今回は原子力発電に関する記事を書かせて頂きます。3.11の震災以来、脱原発と騒がれていますが、本当にそれは正しいのでしょうか。
まずは原子力発電が一体どのようなものなのかといった部分から確認していきたいと思います。
人類は初め石油・石炭・天然ガス等の利用により、急速に文明を発展させてきました。その後20世紀中ごろになると、急激に人類が増加し、化石燃料が枯渇する危険にさらされるようになりました。
どうしても新しいエネルギーに頼る以外に道は無くなり、そこで登場したのが核エネルギーを使った原子力発電でした。
この核エネルギーを武力として行使するのではなく、文明の発展の為、そして日本の高度成長期を支える為に国策として開発が進み、今や日本全体のエネルギーの30%を占めるまでになっています。
原子力燃料の凄さは、その発生熱量の巨大化にあります。核分裂により発生するエネルギーは石炭の約10倍、天然ガスの約5倍だといわれています。
エネルギー資源に乏しい日本がこの「原子力発電」に依存してきたのも当然の結果と言えるでしょう。
そういった背景があり、単純に「原発ゼロ」と謳ってもいいのでしょうか。
仮に今、日本の原子力発電を全て停止し、化石燃料に移行したとしたら、世界の化石燃料の価格は急激に高騰します。
オイルショックのころ、日本に原発が1基建設される度に世界の原油価格が下がったように、日本の化石燃料購入料は世界の市場を動かすほど大きなものといえます。
また、原発を停止することで化石燃料が枯渇した時に代替するエネルギーをどうするのかといった問題も出てきます。
カナダ・オーストラリアは安定した核燃料保有国であり、米国・ドイツ・中国は自国内に石炭を確保でき、フランスは原子力発電設備をしっかり保有しています。
原発に対しては日本の現状、そして未来を考えた上で賛成・反対を問うべきでしょう。
本日もお読み頂きありがとうございました。
次週もお楽しみに!