営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちは!
本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
今回は日本の「CO2 ゼロ・エミッション」についてお話したいと思います。このブログをお読み頂いている方の中には再生可能エネルギー関連の業務に関わっている方も多くおられると思います。是非本ブログをお読み頂き、日本のCO2排出ゼロに向けた取り組みがどのように実行されるか学んで頂ければと思います。
まず、初めに押えておかなければならないのは、2015年の「国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」で採択された「パリ協定」で産業革命前からの大気の温度上昇を2℃未満に抑えるという目標が掲げられています。
これらを達成する為には、低炭素エネルギーの比率を、2050年までに2010年の3倍から4倍近くに、2100年にはほぼ100%にしなければならないとされています。
低炭素エネルギーとは
・再生可能エネルギー
・原子力発電
・二酸化炭素回収貯留技術付き火力発電
・二酸化炭素回収貯留技術付きバイオマス発電
とされています。大きく分けると、CO2を発生しない発電方法(再生可能エネルギー・原子力)を取るか、発電の時に発生するCO2を大気中に拡散させずに回収するかに分けられます。
しかし、日本では回収したCO2を貯留する適地が乏しく、二酸化炭素回収貯留技術付きバイオマス発電は大気中のCO2をマイナスにできる画期的技術となりますが、前号のブログにも書いた通り、バイオマス燃料を獲得するのに膨大な面積を要する為、日本での大規模な実施は現状困難であるとされています。
以上のように人為的手段によるCO2の回収は難しい為、CO2を発生しない発電を拡大する方にシフトしていく必要があると言えます。
私たち再生可能エネルギー発電システムの施工販売店も、少しでもこのCO2削減の一助となるよう精力的に活動を続けていく必要があると言えます。
また来週号では引き続きこの「脱炭素化」についてお話させて頂きます。
本日もお読み頂きありがとうございました。
次週もお楽しみに!