営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちは!
本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
本日も先週号に引き続き、営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングと相性の良い「樹木系」の作物についてお話しをさせて頂きます。
先週号では、営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングで樹木系作物を育てることのメリットとして
① 遮光率を非常に高く設定できるため、太陽光発電からの収益を最大化できる
② 育てるのが非常に簡易なため、農業初心者でも容易に導入できる
等を挙げさせていただきました。
今週号では更なるメリットをご紹介させて頂きます。
今回ご紹介する一つ目のメリットは「収穫までに時間がかかる」ということが挙げられます。
これは営農型太陽光発電/ソーラーシェアリング特有のメリットになりますが、皆さんもご存じの通り、シェアリングでは3年毎に農業委員会へ申請を出しなおす必要があります。この時に周囲の平均収量の8割をきると撤去しなければならないといった過酷なルールがありますが、この申請の時期に収穫できる状態まで成長していなければ申請をせずにすみます。
樹木系の植物は基本的には苗の状態から育成を始める為、通常収穫まで6年から7年程度の時間を要すことになります。
つまり、この期間は申請が免除されることから、6~7年の間は売電収入を確実に得ることができます。
2つ目のメリットとしては、樹木の種類にもよりますが、「売り先」も比較的確保しやすいということが挙げられます。
とある種類の樹木系作物では「農協」、「青果市場」、「スーパー」等にもっていけば即取引してくれますし、ある程度の高値で買い取ってくれます。
農業初心者であれば、農作物を育てたは良いが売り先の確保が心配という声をよく聞きますが、この問題にそこまで頭を悩ます必要がなくなります。
このように営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングを実施するには育てる作物も含めた、最初の実行段階における全体の設計が最も重要となります。
せっかく営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングを実施するのであれば手間がかからず、農業収益+太陽光発電収益を最大化させる方法をしっかりと考えぬいた上で行いましょう。
ブログに関するご質問等も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次週もお楽しみに!