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榊の出荷先について

こんにちは。
本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

前回の記事では、本榊のヒサカキの2種類の榊に触れた上で、

・成長スピードがゆっくり(3年で2m)
・日陰でも育つ。
・手入れが少なくて良い。

という共通の特徴から営農型太陽光/ソーラーシェアリングに最適な作物であると紹介しました。
ですが、育てるのはカンタンでも売れなければ意味がありません。

そこで今回は榊の出荷先について検討していきます。

・「榊」の出荷先は、ずばり・・・・

結論から申し上げると、出荷先は寺社仏閣や玉串の素材として榊を納める専門業者です。

「本榊」と「ヒサカキ」は厳密には別種の植物ですが、日本全国で古来より御神事に使う神聖な植物として重用されてきました。
現在でも神社に奉納される玉串に使われています。

文化庁の宗教統計調査
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/shumu/index.html
によると、神社の数は約8万社とあります。

・「榊」の需要

少なくとも8万社分の榊の需要は確実に存在します。

また、榊は家庭などにある神棚にも奉納されます。
神棚の数の統計というものはありませんが、
家庭だけでなく、古くからあるお店や、武道場など町中にも多数存在します。
神棚の榊は、必ず月に2回(1日と15日)は交換する習わしですので、定期的な鋼管需要も期待されます。
このように、あまり気が付きませんが、「本榊」も「ヒサカキ」も十分に需要があります。

・まとめ

これまで2回にわたって榊について紹介してきました。

要約すると、
本榊、ヒサカキはどちらも

・成長スピードがゆっくり(3年で2m)
・日陰でも育つ。
・手入れが少なくて良い。
・出荷先も十分にあり、需要も安定的。

という営農型太陽光/ソーラーシェアリングにとっては、利点が非常に大きい作物です。

ぜひ今後、営農型太陽光/ソーラーシェアリングを導入される場合は、本榊やヒサカキを始めとした「榊」を検討してみてはいかがでしょうか。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次週もお楽しみに!

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