営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちわ。
本日もブログをお読み頂きありがとうございます。
以前の記事では、「榊」と「ヒサカキ」の違いに触れた上で、2つの榊の共通点として
・成長スピードがゆっくり(3年で2m)
・日陰でも育つ。
・手入れが少なくて良い。
・出荷先も十分にあり、需要も安定的。
このような特徴があるから、営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングに最適な作物であるとご紹介いたしました。
今回は更に踏み込んで
営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングの農作物として最適な「榊」の栽培についてお伝えしていきます!!
まずは一般的な他の作物を栽培する場合を考えてみましょう。
例えば、トマトを栽培するとします。
まずは通常の土耕栽培をするとなると、トラクターで土地を十分に耕す必要があります。
次に、肥料を加え更にトラクターで耕します。
畝を作って、黒いビニールマルチでマルチングを施して、ようやく苗を植えます。
更に除草をして、農薬を散布して・・・・
数ヵ月後対に収穫です。
収穫期のピークは朝から晩まで1日中収穫して出荷調整を毎日・・・と肉体的にも精神的にも非常にハードな日々が続きます。
この手順を毎年繰り返していきます。
ここで、「榊」の栽培についてみていきましょう。
まず、やはり土地を十分に耕すところから始まります。
ですが、一般的な営農とは異なり、この作業は毎年行う必要はありません。
なぜなら、榊の場合苗木から収穫まで6年ほどかかるからです。
土地を耕した後は、苗木を植えてシーズンごとに草刈りをするだけでOKです。
肥料は年に1回程度で、水やりもほぼ雨水のみで十分育ちます。
6年後・・・
出荷できる大きさまで育つと、あとはタイミングを見計らって出荷するだけです。
榊はトマトなどとは異なり、旬をすぎると味が大きく変わったり、熟れたりすることはありません。
元来、常緑樹ですので、落葉することもなく、葉が出荷できる大きさのまま約2年はそのままです。
そのため、営農者が自由にタイミングを見計らって出荷をする事が可能です。
榊の需要が増加する年末年始などに併せて出荷すれば、その分多くの収入も期待できます!
このように他の農作物と比較しても、「榊」の栽培の手軽さは一目瞭然です!
次回は、更に掘り下げて榊を栽培する土壌や苗木の間隔などについても取り上げていきます。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もお楽しみに!