営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちは。
ソーラーシェアリングのことならお任せ!
『営農型太陽光情報提供システムドットコム』を運営する野田建設です。
本日もブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
今回のブログは2本立てでお送りさせていただきます。前編として本稿では「ソーラーシェアリング業界のこれまで」を、
後編として次回のブログでは「ソーラーシェアリング業界のこれから」をご紹介させていただきます。
2019年も、全国各地が大きな自然災害に見舞われた1年でした。台風15号による風害、台風19号と21号による豪雨災害は、
農業を始めとする多くの産業に被害をもたらし、ソーラーシェアリングもその例外ではありませんでした。
台風の通過後、東関東を中心に複数のソーラーシェアリング設備が全半壊したというニュースが各地で取り沙汰されました。
ソーラーシェアリングが全半壊する原因の一つに、参入事業所が増えることによるソーラーシェアリングの特性を
踏まえない設備の増加があります。
設備の導入コストを気にしすぎるあまり、特に基礎・架台や工事を相見積もりして、安いというだけでメーカーを
選んでしまうこと、ソーラーシェアリングの施工経験が少ない工事会社を選んでしまうことが現場では多々見られます。
特に、ソーラーシェアリングで主流となっているアルミ架台では、野立てと比べて、足が長い分、単純にコストがかかって
しまうのは避けられません。その中で、「他社より安い」ということは、どこかで使用する量を減らしている場合が
ほとんどです。それは結果として設備の安全性に影響が及び、災害時に露呈することで導入コストの差額以上の被害が
生じることになってしまいます。
さらに設備の導入件数が増えるにつれて、作物がうまく育たないという事例も増えてきました。
その理由は、野立て架台の支柱を伸ばしただけのアレイ架台で、遮光率の高さや日照のムラにより、選べる作物の
制約が大きいことです。
水田でも畑でも、20年やそれ以上の事業を行っていくと考えれば、市場の変化によって作物を変更することは
十分にあり得ますから、それに対応できる柔軟な設備設計が大切です。
ソーラーシェアリングの設置数が増え始めた2015~2016年の事業が更新時期にかかり始めたこと、台風による設備の
被害が生じたことで、2019年は「ソーラーシェアリング事業の適正化」が注目された年だったといえるでしょう。
太陽光発電に関する、お困りごとがございましたらいつでもご相談ください。
太陽光発電なら野田建設にお任せ!
来週のブログもお楽しみに!