営農型太陽光情報提供システム.com
運営元:株式会社野田建設
弊社では、「SDGs」に賛同し、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「2:飢餓をゼロに」を達成します。
皆様こんにちは!
本日もブログをお読み頂きありがとうございます。
今回も「農業の働き方改革」というテーマで書かせていただいております。
前回は、「長時間労働の是正」という観点から、「スマート農業」が一つの
解決策となるとご紹介いたしました。
今回は、予告どおり、スマート農業技術を活用し「年間稼働日 60日」で
年収2000万円を実現した驚きの事例をご紹介します。
「年間60日稼動でオーナー年収2000万円!?」
愛知県の「ブルーベリーファームおかざき」では、開園期間は6月末~8月下旬で、
たった2ヶ月間=60日間の営業にもかかわらず、
ブルーベリーを無人栽培し、観光農園を行うことで、
年間60日稼動でオーナー年収2000万円を達成しました。
ブルーベリーは、非常に高単価で販売することが出来ますが、
日本の土壌では育ちにくく、また小粒であるため収穫に手間がかかる
という問題があります。
しかし、「ブルーベリーファームおかざき」では、ミニトマト栽培で使われる水耕栽培を
ブルーベリー栽培に応用し、排水性や通気性、保水性を備えた人工培地にて
栽培を行っています。
また、肥料をブレンドし、コンピュータにセットして2回、自動的に液肥を供給できる
無人栽培の体制を構築しました。さらにpHや肥料濃度ECは定期的にコンピュータが
チェックすることで、無人でしかも通常の栽培方法よりも、おいしく更に早く収穫できるように
なりました。
また、手間のかかる収穫も、「観光農園」として営業することで、負担を大きく軽減することに
成功しました。
このように、スマート農業の技術をうまく活用し、更に「観光農園」という業態を付加したことで、
従来の農業では考えられない働き方を実現した「ブルーベリーファームおかざき」の事例を
ご紹介しました。
次回はもう少し踏み込んで、働き方改革の中の「農業の生産性」というテーマで
お話しをさせて頂きます。